みなさんは回り込みフォアを打つときに何を意識していますか?
今回は股関節のひねりや、しっかり下半身を使う、テークバックを大きく引く等の技術的なお話ではなく、回り込みフォアで意識するコツをご紹介していきます!全仏ダブルス準優勝コーチ兼全日本ベスト4の選手である小野田プロに解説してもらいました!
▼この記事はこんな人向け
- テニス中級者~上級者
- 回り込みフォアで強打したい方
- 回り込む時体の開きが気になる方
▼この記事を書いた人
かしわや(@circleD63801616)です。サークルDの立ち上げ、亜細亜大学硬式庭球部出身。社会人になってからは渋谷界隈のIT会社で働いていました。前職はアメリカのテニス選手アンドレ・アガシと同じ会社で働いていました。
回り込みフォアで意識するたった一つのコツは?
僕が今回お伝えしたいのは、皆さんの「視界」の話です。
相手のコートの見え方がどういう風に見えているのか?どういう風に見えているといいのか、
というのをお伝えしようと思います。
逆クロスに視界の重きを置く
僕が視界について意識していることは、逆クロスに視界の重きを置くということです。
ついついチャンスボールとか、ゆっくりしたボールが来ると、相手の動きも気になってしまって、
コート全体を見渡すようになってしまいがちなんですが、
ここではしっかりと逆コースのみに狙いを絞るような視野の心がけます。
そうすると、体がしっかりクローズドに向きやすい、骨盤もしっかりローリングされて、
いわゆる股関節が捻られるというような状態です。
それに伴って、上半身もしっかりとクローズな状態が作れる。
結果として体をうまく使いやすいというような状況になります。
横角度から解説
次に横の角度から体の使い方を見てみましょう。
オープンスタンスで打っているんですけれども、オープンスタンスになるとどうしても体が開きがちになってしまいます。
ですが、視野をしっかり逆クロス側に絞るということで、オープンスタンスで入っていても、骨盤のあたり、胸の向きなんかは右方向に構えた時点で向いているのか分かると思います。
正面を向いたまま打ちにいってしまうと、下半身の力が上にしか伝わらないので、
前にボールを力強く飛ばすということが難しくなってしまって、力みが生じてしまったり、手打ちになってしまう
というような原因につながってくるのではないかなと思います。
皆さん色々な情報を入手されて、体の使い方や技術的なことはよくご存じだと思うので、その技術を生かすために視野の意識の持ち方というのをお伝えしてみました!
まとめ
- POINT
逆クロス方向に意識を絞る
逆クロス方向に意識を持つことで、骨盤、胸の開きが抑えられて、結果として良い体の使い方になりやすいです
記事元の紹介
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