フェデラーやチチパス、シャポバロフの様な片手バックハンドに憧れます。かっこよく片手バック打てる方法はありますか?
プロのようなトップスピンを打つのには時間と努力が必要ですが…
両手打ちの方でも守備範囲を広くする意味で片手バックは習得したいショットです!
今回は割と難しく考えられがちな片手バックハンドの基礎をやっていきます!
▼この記事はこんな人向け
- テニスを始めて5年未満の初~中級者
- 守備範囲を広げたい
- かっこいいバックハンドを打ちたい
今回も片手バックハンドにおいて大事な【3つのポイント】を動画から抜粋して解説していきます!
かっこいいフォームのバックハンドを手に入れて、得意なショットになるまで練習してみましょう!
▼この記事を書いた人
かしわや(@circleD63801616)です。サークルDの立ち上げ、亜細亜大学硬式庭球部出身。社会人になってからは渋谷界隈のIT会社で働いていました。前職はアメリカのテニス選手アンドレ・アガシと同じ会社で働いていました。
STEP 1.テイクバック
片手バックハンドのポイント1つ目はテイクバックの仕方です。
体のターンをしっかりするというのはフォアハンドも両手バックも同じです。
基本的には体のターンをしっかりして準備をしましょう。
ポイントは右手だけで引かずに左手もしっかり一緒に引く。この形が出来て体のターンが完了。
左足は横に向けて、姿勢は少し落とした状態を作るのが正しい準備の仕方です。
準備が早いとボールとの距離の調節も出来ます。
STEP 2.インパクト
インパクトの瞬間に気を付ける事ですが、片手バックは体を回すショットではないので、
体を回さずに横向きをキープしたまま打っていきましょう。
ポイントは打点に顔を残す事。
打ちたい方向に先に顔が向いてしまうと体が開いて面が崩れてしまう可能性があります。
後は打点が見れないと正確なインパクトが取れないという事にもなりますので、
顔を残してラケットの後ろからボールが当たっているのが見れるくらいの位置で捕らえるように気を付けていきましょう。
しっかりと顔を残して、打ちたい方を見ないで当たる瞬間を後ろから覗き込むようにして打っていきましょう
STEP 3.フォロースルー
3つ目はフォロースルーについてです。よく勘違いされるのがフォロースルーを操作するという事。
テイクバック、インパクトで大体フォロースルーの形が決まってきます。
なのでフォロースルーを意識するのは好ましくないのですが、
形としては関係なさそうな左手を右手と逆方向に動かすことによって、
体の回りがストップされて、打ちたい方向にラケットが出て行き、きれいなフォロースルーになります。
なので頑張って右手を出すというより、
左手を右手と反対方向に動かしてあげる事で安定しますので参考にしてみてください。
打った後に左手を後ろの方に。
胸を張った状態で終わるのが理想です!
悪い例は、右手と同じ方に体が回ってしまう事。
そうすると二つ目のインパクトもバラバラになってしまうので、
体が回らないように左手でブレーキをかけてあげましょう。
STEP 4.各ポイントの練習方法
練習法①テイクバック
バックハンド基礎編と同様、最初はフォアかバックに来るのかわからないので正面を向いて立っておく。
ボールが出た瞬間にパッと体のターンをして準備をする。
深めに来たボールでもターンした状態で動けば問題なく対処できます。
練習法②インパクト(顔を残す)
こちらも意識だと思いますが、最初に顔を残すだけだったら体を横向きからスタートしても構いません。
ボールを出してもらい、当たる瞬間にボールが当たる瞬間を見ます。
ここでわざとボールの方向は見ないで、インパクトの場所を見ておきましょう。
これをすることによって体の軸が安定します。
ボールがどこに飛んでいったかは見ずに
わざと当たる瞬間の残像を見る様な感じで
わざとやってみてください!
練習法③フォロースルー(左手を使う)
フォロースルーは左手を使うという事ですが、打った後に左手を右手と反対方向に動かして最後胸を張った状態で終わる。
ボールを打った時にできていないと意味がないので、まずボールがない状態で画像のような手をクロスしてから広げる体操をしてみましょう。これは右手と左手が反対のほうに動いている運動になります。
内側に手をまとめた状態から外に出していく、この単純な動きだけでボールを打ってみたら案外うまくいきました。
腕をクロスして広げる素振りをした後に、普通に片手バックハンドで打つときに素振りの時のように左手を反対側に動かしてみると、最終的にはフォロースルーの形が綺麗にまとまると思いますのでお試しください。
STEP 5. まとめ
- POINT1
肩のターンをしっかりする事と左手も使う事 - POINT2
体を回さず顔を残す事 - POINT3
左手を上手く使って体が回らないようにする事
初めはプロのような早くてスピンが量多い片手バックは難しいかもしれませんが、守備範囲が広くなる片手バックは是非習得しておいて損はないと思います!ありがとうございました!